*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
咲が一瞬の隙をつき森の脛[スネ]を軽く蹴ったのだ


咲:「ロバ顔がっ!!
先生、ありがとうございました。」


咲は1人保健室を出て行った


渉:「そういや梨紗さん達は?」


一:「遊びに行った。隆也大丈夫か?はい、紅茶。」


一磨が淹れたての紅茶を森の側のテーブルに置きながら言った


森:「ありがと。けど一磨の味覚よりかは大丈夫。」


カ:「全員彼女いるから相談でもすれば?」


森:「何のことだかさっぱり。」


健:「咲ちゃんに片想い中の隆也君、素直になれって。」


渉:「そうだぞ~、ロバ顔君。」


一:「咲ちゃんだっけ?どういう関係なの?」


森:「幼なじみ。」


一:「佑樹だな、ここは(黒笑)」


佑:「告っちゃえば?」


森:「アイツ彼氏いるっぽいからさ……あっ;;」


カ:「コイツ等4人には気を付けろ~。30分後戻るから。」


カナが保健室を後にした


渉:「…向こうも隆也のこと好きだと思うな。」


健:「確実に好きだと思う。泣いてそうだな、咲ちゃん。」


一:「彼氏いそうな雰囲気なかったから今がチャンスじゃね?」


森:「ロバ顔なんか誰も好きになるわけねぇじゃん。」


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