[百合]円還恋心



「…………あー、あの子の好物のハムエッグサンドだ」



ボクは冷蔵庫から、サンドイッチの乗った皿を取り出す。


それから、すぐさま部屋へと戻った。


彼女がお腹を空かせて待っている。


早く行かなきゃ!



ボクは皿をしっかりと握って、長い廊下を進む。


やっと彼女と一緒にいれるんだ。

彼女に嫌な思いはさせたくない。


ボクは扉を開けた。
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