白雪*〜狂愛〜


俺は片吹さんの席に行った。

そして深呼吸して

「片吹さん」

と呼んだ。


「ん?」

本に落としていた目線が俺へと変わる。

…よし!

たかが挨拶に気合いを入れ直す。


そして

「おはよ」

と言った。





< 38 / 105 >

この作品をシェア

pagetop