天然甘々溺愛症候群
「はぁはぁ」

今は旧図書室の前。
膝に手をつき乱れた呼吸を整える。

ガラ

扉を少しだけ開け顔だけをいれる。

「り、よ・・・?」

静かに名前を呼ぶ。


────────しん


返事はなくて古い時計の音が鳴っているだけだった。

ガラガラ

古めかしい音をたてたこげ茶の扉を全部あけて中にはいっていった。








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