天然甘々溺愛症候群
ガラガラ

「李世~ただいま」

教室に着き扉をあけてそう言う。
相変わらず昼休みの教室は人が少ない。
というか誰もいない・・・。

1人で机に座ってあたしを待っていた李世はこっちをむいて

「菜穂。おかえり」

と言って笑った。

「ごめんね。遅くなっちゃって」

私はそういいながら李世のもとへ駆け寄る。

「いいよ。別に」

「風葉くんのことちゃんと断っといたから」

「うん。なんもされてねぇよな?」

私の顔をのぞきこんでそういう。

キス・・・は言えない言えない。

「なんもされてないよ」

悪いとは思ったけどまた喧嘩はしたくない。
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