心の声を聞いて

「うん。成長したね。芋虫からサナギに」

「え…?サナ…?」

サナギ!?

「ひっどい!!圭ちゃん!!もう絶交っ!……あ。」

「え…。何?くっ…絶交って…。高校生になってまでっっ…アハハ!!」

「今のは…あたしも…っもうっ」

でも…。圭ちゃんだ-…。
あの頃と一緒…。
良かった。安心した…。

「あ、そういえば、カズ兄は?」

ピタッ

「え…?」

あたしの時間が一瞬留まった。…和兄って、和音だよね!??
「え~と…。彼女と…いるんじゃないの??」

「…ふ~ん。ユイ姉、捨てられたんだ」

「は!?何言ってんのっこの子はっ!!そんなんじゃないわよっ」

「え、違いの?ユイ姉、てっきり」

「違うわよ…」

さすが、圭ちゃん
お見通しだ…。

コンコン

「入るわよ~」

ガチャ

「あ…おばさん」

「はい。ユイちゃん。好きだったでしょ?ハーブティーよ」

「…わぁ!!久しぶりだぁ!!有り難うございますっおばさん」

「ユイちゃん、すっかり美人さんになって~彼氏とかいるの?」

「ぶっっ」

「母さん…いきなり失礼でしょ」
「あら~そうね。じゃあ、ごゆっくり」

パタン…
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