スカイ
「…あのー!俺を無視してラブラブするなよー!」
水城くんが手をバタバタさせていった。
そういえば静かだったな。
「意味わかんねー」
前田くんは照れながら言った。
水城くんは優しい表情で、声は楽しそうにあはは、と笑った。
それからちら、と時計を見た。
「あっ、そろそろ部活行ってくる!」
「頑張って~!」
私が言い終わる前に、いつも通り勢いよく出て行った。
「俺らも、そろそろ閉めるか」
「う、うん!」
水城くんがラブラブとか言うもんだから、少し意識してしまう。
それから鍵を閉め、部活に行った。
月曜日から、練習できる最後の週となる。