砂時計

~命の砂時計~

 少しずつ砂が




落ちていくのを見るのは辛い。



「海、レオ君て子が




来てるんだけど」


その名前を聞いて




飛び上がる。




「入ってもらって! 





いいでしょ? 



お母さん」



「無理はしちゃ駄目よ?」




あれからずっと




お母さんが




優しくなった気がする。




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