水恋
はぁ!?!?!!?!?
出会い?!
いや、どういうこと??
もしかして、これは、私を男子として見て、その上、私との出会いを考えているということなのかな?
いやいやいや、それは、非常に困る。
私は、ちらっ、とその桜、て言われている女子を見る。
確かに、他の女子の言う通り、顔が赤い。
「あっ、見てるよ桜っ!」と女子が私を見て言う。
思わず反射的に目を逸らす私。
「静かにしてよ!!恥ずかしいじゃんか!!まだ、好き、て分かってないんだから!!」