げーむ
第4章 同級生
「梅くん...」
扉から入ってきたのは梅くんだった。
「美崎さんと...綾瀬さんですか。ということは...」
「...」
私達が黙っていると、梅くんの後ろにいた先生が口を開いた。
「まだ他のクラスの試合が最後まで終わっていないので、それが終了するまでここで待機して下さい」
それだけ言って生徒会室の扉を閉めて、鍵をしめた。
「...あ、コーヒーあるんだけど。いる?」
「あ、すみません。コーヒー飲めないんです」
「そっか...。あ、紅茶もあったけど?」
「...頂きます」
綾瀬が紅茶を入れに、席をたった。
すると、梅くんは私の正面の椅子に座った。
「...」
「...」
ふいに、梅くんが喋りだした。
「美崎さんは、勝ち抜きたいですか?」
「...え?」
「これからの試合ですよ。勝ち抜きたいですか?」
「...」
扉から入ってきたのは梅くんだった。
「美崎さんと...綾瀬さんですか。ということは...」
「...」
私達が黙っていると、梅くんの後ろにいた先生が口を開いた。
「まだ他のクラスの試合が最後まで終わっていないので、それが終了するまでここで待機して下さい」
それだけ言って生徒会室の扉を閉めて、鍵をしめた。
「...あ、コーヒーあるんだけど。いる?」
「あ、すみません。コーヒー飲めないんです」
「そっか...。あ、紅茶もあったけど?」
「...頂きます」
綾瀬が紅茶を入れに、席をたった。
すると、梅くんは私の正面の椅子に座った。
「...」
「...」
ふいに、梅くんが喋りだした。
「美崎さんは、勝ち抜きたいですか?」
「...え?」
「これからの試合ですよ。勝ち抜きたいですか?」
「...」