藍色のビー玉
さらに…
島田が転勤になった。
違う学校に行っちゃうんだ…。
どうしてはなれていっちゃうの?
中学校に行けば会えると思ったのに。神様は、私を見てくれてるの?それとも、美優の事のせい?あんなことしなきゃよかった。

ある日、友達の秋と遊んでいるときに恋ばなの話になってしまった。しばらく話したあと
「秋…実はうち島田が好きなの」
と打ち明けた。
秋は以前、本気ではないかもしれないけど島田が好きだった。
「えっ?うそ!」
と言って急に笑いだした。わたしもつられて笑う。
「秋は?島田は…」
「そーゆー好きじゃないしうちには元気がいるもん」
といいだした。
「彼氏とはどんな感じ?」
「一回別れたんだけど復活★」
「いいな~」
秋は可愛いしモテるしうらやましい。
沢山恋ばなしたあとバイバイして家に帰った。
夜、
~♪
「あれ?メールだ…秋だ」
【美尾…島田のアドレスだよ(・ω・)ノ
みんなに内緒だから
###.##@###.##】
「な、なんで知ってるの?ホントに島田の?」
半信半疑に胸の鼓動が高鳴る。
なんてメールしよう。
本人じゃなかったら嫌だし。
そうおもっても気になってメールしてしまった
【美尾です★秋から聞いたよ】
返事…くるのかな?
怪しいかなやっぱ。
【美尾か!元気か?】
島田…だ。返事が来た!!
【元気にしてるよ(・ω・)
先生は元気?】
【元気だぞ】
【よかった!】
でも、そのあとのメールから私たちは微妙な空気になってしまった。島田が急に
【なんで俺の事好きになった?】
なんて聞いてきたからだ。
えっ…秋がいったの?
【はっ?】
【手紙だよ】
うそ!どうして…
ばれちゃったよ…。
【あれ告白だとおもったんだ∑(Д)
そのつもりじゃなかったけど、私ばれやすかったかな】
【てか俺のどこがすきなん】
【色々】
【色々じゃわからん。】
【好きになるのに理由なんか無いよ】
【だめだ★言え】

こんなやり取りが何回も続いた。
次の日、島田はこう言った。
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