新撰組と一人の少女-sinzyu-(再)
「…夕飯。作らなきゃいけないかな。」
でも、料理なんて作ったことないし…。
そう考えてるうちに、外は真っ暗。
パパはまだ、帰ってこないし、家には私一人。
「…ん??」
私は、すぐそばにある刀に目をやった。
それを掴むと、ジッと見つめる。
「これが、刀という物か…」
刀を抜くと、急に寒気が襲いかかってきた。
これで、殺し合いをしてるの…!??
そんな恐ろしいこと…私にはできない!!
そういえば一度、パパが江戸時代について教えてくれたことがあったような…。
私がずいぶん小さい頃だけど。
刀を買ってきて、皆に見せびらかしてた。
…懐かしいな。