新撰組と一人の少女-sinzyu-(再)
「……どこでも。」
「うん。じゃあ江戸時代に決定だな!!」
「…えどじだい??」
パパも張り切って、マシンに飛び乗る。
私は首をかしげた。
えど…じだい。
…やっぱ分かんない。
「どんな時代なの??」
「パパは江戸時代が好きなんだ。一度は行ってみたかったんだよー。…あ、やっぱ幕末だな」
パパは私のことを無視して、独り言をつぶやく。
私は呆れて、深くため息をついた。
えどじだい…。
ばくまつ…??
よく分かんなかったけど、心はワクワクでいっぱいだった。
どんな時代なんだろ…??
「出発!!」
パパがそう叫ぶと、マシンは屋根を突き破って、空に浮かび上がった。