【完】スーツの彼氏×制服の彼女
溜息混じりに晃生さんは一人…呟いた。



「すいません…お父さんが飲ませたばかりに…」



私はお父さんに代わって謝る。



「由真ちゃんのせいじゃないし~気にしないで…」


「……朝食は7時からですからゆっくりして下さい」


「ありがとう…」



私は晃生さんの気配を背中に感じながら…お弁当作り。




「……由真ちゃん…お弁当作り?」



振り返るとキッチンカウンターから晃生さんが私を覗き見していた。
< 56 / 277 >

この作品をシェア

pagetop