Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
心臓病を患っている為、風邪の時だろうが怪我の時だろうが同じ病院に来ている。


総合病院になってるから気が遠くなるくらい待たされる。


でもリスクを考えると、俺はこの待ち時間を耐えるしかねぇんだと思う。



「成瀬さん、二番診察室へお入り下さい」



やっと呼ばれた。


どのくらい待っただろう、なんて考えるのも嫌なくらい待った。


意識が少し朦朧とするなか診察室へ入った。



『随分熱が高いですね。いつから体調が悪いんですか?』

『…今日の朝です』

『自覚している症状は何かありますか?』

『体が怠くて、痛いくらい…ですかね』

『分かりました。それでは目や喉、胸の音を診させてもらいますね』



目や喉の奥、胸には丁寧に聴診器を当てられた。


病院は何回来ても慣れねぇなと思った。






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