Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
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『なぁに時間ばっか気にしてんだよ』

『別に気にしてねぇよ』

『てか、京午後フリーだろ?何でまだ教室にいんだよ』

『…うっせぇよ。お前は午前中何もしてねぇんだから真面目にやれ』



昨日今日と俺らの学校は文化祭だ。


俺らのクラスは何のひねりもなくカフェをやってる。


省吾の言うとおり俺は午前中働いたから午後は自由。


13時にまりあと約束しているが、もう30分が過ぎようとしてる。



「何してんの?」

『お前には関係ねぇだろ』

「何よぉ!!暇そうだったから声かけてやったんじゃない!!」

『頼んでねぇし』



音葉が同じクラスの女子数人で俺のクラスでくつろいでいる。


女子の団体は無駄にうるせぇから好きじゃない。






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