Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
「今1人?」
「あっえっと…はい」
「京の彼女?」
「えっ?」
突然の予想外な質問にも驚いたけど、お姉さんが"京"と言ったことにも驚いた。
私に彼女?って聞くって事は別にこの人は彼女じゃないんだよね……。
「その反応は違うんだね。じゃあ、京の追っかけだ?」
「…そんなんじゃありません。京ちゃんとは友達です…というか、突然失礼じゃないですか?」
「あっ、ごめんなさい。私は音葉だけど…名前聞いてもいいかな?」
「まりあ…です」
珍しいものでも見るかのように、ジーっと私の顔を見る音葉さん。
この人、私に何が言いたいんだろう。
「まりあちゃんは、京の事が好きなの?」
「…音葉さんには関係ないです」
「アハハハ」
「…何ですか?」
「見た目によらず、ハッキリとものを言う子だなと思って」
音葉さんの笑い方には意地悪な感じは無く、純粋にそう思ったから笑ったんだろうなと思った。
笑った顔も綺麗で、自分が本当に子供っぽくて顔を隠してしまいたくなる程恥ずかしくなった。
「あっえっと…はい」
「京の彼女?」
「えっ?」
突然の予想外な質問にも驚いたけど、お姉さんが"京"と言ったことにも驚いた。
私に彼女?って聞くって事は別にこの人は彼女じゃないんだよね……。
「その反応は違うんだね。じゃあ、京の追っかけだ?」
「…そんなんじゃありません。京ちゃんとは友達です…というか、突然失礼じゃないですか?」
「あっ、ごめんなさい。私は音葉だけど…名前聞いてもいいかな?」
「まりあ…です」
珍しいものでも見るかのように、ジーっと私の顔を見る音葉さん。
この人、私に何が言いたいんだろう。
「まりあちゃんは、京の事が好きなの?」
「…音葉さんには関係ないです」
「アハハハ」
「…何ですか?」
「見た目によらず、ハッキリとものを言う子だなと思って」
音葉さんの笑い方には意地悪な感じは無く、純粋にそう思ったから笑ったんだろうなと思った。
笑った顔も綺麗で、自分が本当に子供っぽくて顔を隠してしまいたくなる程恥ずかしくなった。