男と女が奏でた愛詩―…

愛の歎き


もしも抱き合うことに意味があるのなら…




涙枯れゆくまで、
あなたを想い涙した。


これ以上、涙が出ないのは、
きっと心が泣いているのだと…。



あなたと出逢い、あなたを知り、
あの日からあなたなしでは生きていけない
そんな女になってしまった。




あの日の晩―


私はあなたに抱かれ、あなたを感じ、
心から幸せを感じるひとときを、
あなたは与えてくれた。


私の中にあった
悲しみも…心の傷さえも…
全てあなたは取り除いてくれた。


本当の自分と出会わせてくれた
そんなあなた。




あなたの手がゆっくりと私の頬に触れ
口びるに触れ、
そっと優しくキスをし、
私の体をなぞってゆくの…。




ベットの上で私達は
甘い夜を夢見てる―




あなたに私の事をもっともっと
知って欲しいと思った。


私の体全部があなたを欲している…



あなたの温かい体温がすごく心地よくて、
一緒に溶けてしまいそうな感じがした。



こんなにもあなたが愛しくて…




これ程にも
愛と優しさに包まれて…




あなたにギュっと抱きしめられた
そんな日には


私は深い眠りに落ちるの…





愛してる





愛してるよ…




ずっと…。


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