吸血男子
 5歩くらい歩いたところで彼女の目の色が変わった。



 黄緑の目だ……。




 黄緑は属性は「木」と言うこと。



 属性に従って瞳の色は決まってくる。




 全部言うと「光」は薄紫色、「闇」は赤色、「風」は水色、「水」は青色、「木」は黄緑色、「地」は緑、「雷」は黄色、「防」はオレンジ色、「火」はピンクだ。





 ゆっくりゆっくり時間をかけて進む。




「あっ…足がッ!!」



 ガクンッと160はあった身長が縮んだ。




 縮んだというよりしゃがむ込んだんだ。




 制服のスカートから下は黄緑色になってきている。





 属性によって決まる色か…?





 鱗みたいなものもブツブツと出てきた。




 俺と時哉は変わっていく彼女に唖然としている。





「「……人魚だ…」」



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