ホント?


『俺の足の間に座って?』

と私から腕を離す

逃げられる絶好のチャンスなのに体が自由に動かない

寧ろゆーまの言葉通りに足の間に座り込む

本当に吸われちゃうのかな?

着ていたシャツのボタンを1つ外される

何も抵抗することが出来ない

…あぁ、もういいや…

肩にゆーまの唇の感触を感じて、ビクッと反応する

あたたかな唾液を感じたすぐ後に鈍い痛みが襲って来た

「いっ」

部屋中に充満する血の臭い

ゆーまが血をすする音が聞こえて来たのと同時だった

痛みが無くなり、何とも言えない感覚にみまわれる

「…ん、や、…ぁ」

確かに痛くは無いけれど、これはやばい

「ぉ、おね…がぃ

も…やめ、…ん、あ」

息が上がり、言葉も発せなくなる

自分の喘ぎ声が響き、余計に恥ずかしくなる

約2分間血を吸われ続けた

「んっ」

最後に再び軽い痛みを伴って歯が抜けるのを感じた

溢れ出た血を舐めてからゆーまは顔を上げた

そのときには既に歯は元通りに戻っていた




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