ホント?
「まぁ、今日は許してあげる」
と私から手を離した
すぐさま立ち上がって距離をおく
何で私が許されるの?
許してもらわなきゃなんないのはそっちでしょ!!
「そうやって、あからさまに避けられると傷つくな〜」
とへらへら笑いだした
やっぱり、いつものゆーまじゃない!
「…ゆーま、いつもと違う
何で?」
んー、と少し考え込む仕草をする
「意識的には、今の俺は“バンパイア”の里村祐真であって、“人間”としての里村祐真では無いからね」
「…じゃあ、バンパイアとしてのゆーまは満足してるの?」
「今わね
だから、しばらくは我慢できるけど、次いつ餓えるかはわかんないや
その時はまた血くれるんでしょ?」
「…あ、あげないわよ
決まってるでしょ!!」