Love 4 U
「違うよ。傷の舐め合いなら簡単だ。互いを慰め合えばいい。でも違う。同情でもない…」
さっきまで興奮して怒鳴っていた、リョウ。
でも今は、穏やかに話していた。

それはもう、私に対しての諦めなのだろうか…。

リョウの態度に、私は不安になった。


それなのに私は、まだリョウに突っ掛かっるコトを止めなかった。
いや、止めれなかった。
「なら…、何?」

「逃げるコトも一つの勇気。誰かに甘えたり、感情をぶつけたりしてもいい。でも、命だけは粗末にしないでくれ…」

「いらない命なら無くなったって、別に誰にも文句を言われる筋合いもないし、迷惑も掛けてない…。私がいなくなっても、笑う人はいても泣く人なんて…いないよ…。きっと…」

「いらない命なんてないよ。泣く人だって沢山いるさ。ユリアは、本当に今死んでも後悔はないのか?本当に?」

「……… ない」
リョウの質問に、私は少し躊躇った。

― まだ、死にたくない。でも、死に場所が見つかれば、私は死ぬ。
死ぬハズ…


たぶん、死ぬ。

ハズ…





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