空色くれよん
恋の芽生え
ある日。

この日も空くんのお迎えは遅く、
私はノートのコメントを書きながら
空くんと一緒に待っていた。

空くんは一人で
積み木を積んで遊んでいる。

私は、空くんに話しかけてみた。

「ねえ、空くん。
パパ、遅いね。」

「…。」

空くんは黙ったままだ。

どちらかというと、空くんは
人見知りが激しく、
お友達と遊ぶよりかは
一人で遊んでいる方が多かった。
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