【完】俺様生徒会長と契約恋愛。







先輩はついにブチキレたのか、あたしめがけて拳を振り上げた。



あたしは思わず目をつぶった。



……あれっ??



痛く……ない。



あたしは思わず目を開けた。



すると目の前には……。



「……てめぇら俺の女になにしてんだ」



怖い顔をして先輩たちにそう言い放つ生徒会長がいた。



「……生徒会長、なんでここにっ」



「あっあたしらはただっ、この女にウワサが本当かどうか確かめたかっただけだよ」



「この女??ふざけんなよ。夕莉のことそんなふうに呼ぶなんて100年早いんだよ」



「なっ……!!」
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