【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
ブー……ブー……。
するとポケットの中で短くケータイが震えた。
もうメールだってすぐにわかった。
相手はもちろん生徒会長。
《今すぐ生徒会室にこい》
「…………」
また上から目線な言い方してー。
ほんとイライラする。
「生徒会長から??」
「うん。ちょっと行ってくる」
「行ってらっしゃーい」
そう言ってニヤリと怪しく微笑む。
……なんだよその怪しい笑いは。
もうっ!!からかうなー!!
内心ちょっとイラッとしながらも、あたしは急いで生徒会室に向かった。