学園奉仕活動
「ま、まあ、それは・・・・・」

おおっ、ロピアン早くも論破か?


ん〜それにしても最高だ。


「それに・・・・・・」


アリスは急に俺に視線を移し


「自分の話をされてるのに、コイツは席に座って音楽聴いてるんだぞっ!」


「うおっ!!グンってっ!グンってなったっ!」


アリスにイヤホンを引っ張られ、耳に痛みではない、なんとも言えない不快な感覚がし、思わず両耳の穴に指を入れ目を瞑る。


「見損なったよ・・・・・・・百太郎君」

ロピアンが悲しみを込めた目で見てくるが、何を言ったか分からない。


「えっ?なに?なんも聞こえない。なに?」


「耳塞いでるからやろっ」
ゴリラが無理矢理、俺の両手を掴み耳から剥がし


「おっ?・・・・・・・おおっ!」


さよなら、無音の世界。


こんにちは、騒音の世界。

「あ、あの〜・・・・・そろそろ行った方が」


生まれたての心境で、辺りを見回していたところ、寝子の、おどおどした声が聞こえてきたので


「確かに。じろさん、そろそろぶちギレて来るしな」

と、言った途端・・・・・




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