レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「はは。かわいい反応だね。で? その、ウワサの彼氏は?」

「あ……。今、この問題を全問解かなきゃいけなくて……」

そう言ったとき、先輩は私の隣に座った。


え……?


「あー、この問題ね。これね」

「あ、あの、先輩。これは私の問題ですから」

「……。じゃあ、未良ちゃんの問題は俺の問題なら、文句ないっしょ?」

そう、強引に押し通されてしまって、先輩は優しく教えてくれた。


「……あぁ! だから、答えがこうなるんですね!」

「そう。未良ちゃん、判ってきたね」

「はい、これなら全部解けそうです! ありがとうございます!」

私は先輩に笑顔でお礼を言った。
< 165 / 216 >

この作品をシェア

pagetop