【完】新撰組と2人の少女
沖田は部屋へと戻った
あとから優が追い掛けてくる
優「総司?入るよ?」
優は沖田の返事を待たずに部屋に入る
総「まだ入っていいっていってないんだけど」
完全にツッコミが癖になっている沖田
優「……ごめんね?総司」
優は沖田の背中が始めて小さく見えた
沖田は小刻みに震えている
総「優……僕、優がいなくて大丈夫かな?やっていく自信がない」
優は沖田を抱きしめながら話し出す
優「総司、私ね、総司に出会えて本当に良かったと思ってる
総司、かっこよくて、優しくて……いじられてばかりだけど、
特に巡察に出かけるときの背中はかっこよかったなあ
もう一回見たい」
沖田は観念したように優の方を向く
総「……分かったよ、いつも通りに過ごすよ」
観念したように優の方を向く
クスッと笑う優
総「優……愛してる」
優「私も……愛してる」
2人は口づけをかわすと、笑いあった