【完】新撰組と2人の少女
そのころ、沖田と優は……




総「凛ちゃん、体力ないですねぇ、もうダメですか?」




凛「黙れ!!一発殴らせろ!!」




凛は、大口たたくものの、もう走れそうにない




そんなとき、





歳「お前らァァァ、うるせぇぞ!!」




そう言って土方が近づいてきた




沖田は土方の後ろに隠れる



凛「沖田ァ、一発殴らせてくれるだけだぞ?簡単だろう?」





土方は凛の豹変ぶりに驚きを隠せない





総「凛ちゃん、一発とか言って二発殴ってきそうだからヤですー」




土方はため息をついて、




歳「総司、大人げないぞ 凛も総司なんか相手にすんな」





なだめたつもりだったのだろう


だが、凛には逆効果だ






凛「へぇぇ、土方さんが沖田の変わりに殴らせてくれるんですか?」




凛はドス黒いオーラで微笑む






歳「へッ!? いやいや、俺じゃなくて総司だろ?俺、全然関係ねぇし!!!」





土方にどんどん近づく凛



どんどん冷や汗が流れる土方




土方がやられるのを楽しそうに見ている沖田






そんなとき、




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