マイハニー
「野崎、あのさ」

「んー?」

「その・・・えっと・・・」

「なによ、さっさと言いなさいよ」


言葉を捜しながらもなかなか本題を言い出さない岡田くんに軽くイラつく。
意を決したように岡田くんがゆっくりと私の目を見て言った。


「いや、だからさ・・・ 誰か付き合っているヤツとかいる・・・?」

「え・・・別にいない・・・けど・・・」

「そのぉ・・・俺と・・・どうかな・・・って」


きゃ~~~!!!
どうしよう・・・胸がバクバクする・・・!!!
私、今、告白されてる?

あまりにびっくりして、嬉しかったのに、返事ができなかった。
< 35 / 200 >

この作品をシェア

pagetop