マイハニー
その自画像に、岡田くんが角を描いたり、
髭を付け加えたりして
笑いを堪えるのに必死だ。
私の右半身と岡田くんの左半身がくっついてて、
夏服の白い半そでの開襟シャツから、
日焼けした岡田くんの腕が伸びる。
時たま、私の腕に触れ、ドキッとする。
岡田くんの持つシャーペンが
「さっきの返事は?」
と書いた。
なんて返事を書こうかな、と思っていたら、
「いずれかに○を付けよ」
と書かれて、
「付き合ってもいい」
「岡田くんが好きだ」
「岡田くんの彼女になりたい」
「YES」
私は思わず噴出してしまった。
その時、先生が私たちを見て
「そこ、授業聞いてる? 次、岡田くん訳して」
起立したけど困っている岡田くんに 、
そっと私のノートを差し出してあげた。
そして私は「YES」に○を付けた。
髭を付け加えたりして
笑いを堪えるのに必死だ。
私の右半身と岡田くんの左半身がくっついてて、
夏服の白い半そでの開襟シャツから、
日焼けした岡田くんの腕が伸びる。
時たま、私の腕に触れ、ドキッとする。
岡田くんの持つシャーペンが
「さっきの返事は?」
と書いた。
なんて返事を書こうかな、と思っていたら、
「いずれかに○を付けよ」
と書かれて、
「付き合ってもいい」
「岡田くんが好きだ」
「岡田くんの彼女になりたい」
「YES」
私は思わず噴出してしまった。
その時、先生が私たちを見て
「そこ、授業聞いてる? 次、岡田くん訳して」
起立したけど困っている岡田くんに 、
そっと私のノートを差し出してあげた。
そして私は「YES」に○を付けた。