マイハニー
「あ、そういやさ、お兄ちゃんの彼女ってどんな人?」
「彼女?」
雑誌を閉じて、私の方を見る。
「モデルみたいにきれいな彼女がいるんでしょ?岡田くん言ってたよ?」
「…オマエさぁ~、ほんっと人の心ん中土足で入ってくるね?」
「ん?なになに?」
「自分が幸せルンルンだからって周りもそうだと思うなっつうの」
「お兄ちゃん?」
「先月、別れた」
「…そ、そうだったんだ…」
「うん」
「ごめんなさい」
「ま、いいけど」
ふう、と大きく溜息を1つつくお兄ちゃんの隣で
しょんぼりと頭を垂らした。
「彼女?」
雑誌を閉じて、私の方を見る。
「モデルみたいにきれいな彼女がいるんでしょ?岡田くん言ってたよ?」
「…オマエさぁ~、ほんっと人の心ん中土足で入ってくるね?」
「ん?なになに?」
「自分が幸せルンルンだからって周りもそうだと思うなっつうの」
「お兄ちゃん?」
「先月、別れた」
「…そ、そうだったんだ…」
「うん」
「ごめんなさい」
「ま、いいけど」
ふう、と大きく溜息を1つつくお兄ちゃんの隣で
しょんぼりと頭を垂らした。