カンボジアのコト

カート

目的の階に上がり、カートを探し求めたが、カートは1つも無し。
職員のお姉さんに片っ端から、カート…カート…と聞く。
お姉さんから、少しはみ出た感じの人が、1階に行って、ここのエレベータからあがってきたら?と言う。
私がさっき間違えてタイに入国しようとした所へ行けと言うのだな。
…よし!行こう!…重い。背に腹はかえられぬ。
無事カートをゲットし、戻ってくる。
快適快適。
お店を見てまわる。
…秋田。違う飽きた。
同じような店ばっかりで、1時間程度で飽きた。
ゲートに行ってよっと。
セキュリティチェックを抜けると、すぐ目の前にイスがあった。
ここで、セキュリティチェックをぬける人達の観察でもしようかと眺めた。
ここの空港は、セキュリティチェックを通過しても、
まだ10コくらい出発のゲートがあって、
そのゲートが開くのは、出発の30分だか1時間だか前みたいだった。
イスに座っていると、スーツ姿の男の人が話かけてきた。
ここの空港の人みたいだった。
もしかして、このイスは、空港で働く人達のためのイス!?
慌てて謝って席を立とうとすると、
英語でスーツ姿の男の人が言った。
「違います、どうぞ座ってください。もし、暇ならお話しませんか?」
………っておのれは仕事中だろう。
しかも、私に話しかけた男の人だけでなく、女の人も他の男の人も、わらわらやって来る。
3人がけのイス2つだから、私外して5人?
だけど、無理矢理座っている人がいて、6人、
そして、座っている人の上に座った人が1人で7人?
私の前に立っている人で8人?
おぬしら…仕事しろ。
時々、仕事を交代しろよーみたいな勢いで、誰かがやってきて、私と話していた人が、去り、
やって来た人は、残る。
みたいな感じで、2時間30分があっと言う間にすぎた。
英語力がないので、一つのことを話すのに、とても時間がかかるので、
日本人どうして会話すると30分程度の会話だと思う。
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