カンボジアのコト

朝食

7時を過ぎたので朝食を食べに降りた私。
待ち合わせは、8時半。
今から1時間半も朝食を食べるのかって?食べますよ。
席に案内されると、
隣のテーブルに、ヨーロッパ系の、ビジネスマン風のオジサマが1人いた。
そのオジサマは、
「ニーハオ」
と、私に挨拶してきた。
昨日の疲れなど、ミジンコほどもなく、
朝からすこぶる快調なので、おはようじゃコラッ!と元気に感じたが、
「ニーハオ」と無難に返事しておいた。
私の中で、外国において、日本人とは、カモネギだ!!
できるだけ、私は、日本人になりたくない。
日本人は、ぽよーーーんっとして、危機管理は、全然なってなくて、
財布もすりたい放題、お店側もぼったくりし放題というイメージをもたれている気がする。
さてさて、朝食。
私は、食べるスピードは誰よりも遅いけれど、時間をかけて、割とよく食べる。
食べていいよ。と言われたら、きっと何時間でも食べる。
もりもりもりもり、隣のオジサマが席をたち、
ヨーロッパ系の、観光客っぽい、でっぷりとした、オジサマとオバサマが来て、
楽しそうに談笑しながら朝食を食べ、朝食を終えて去っていっても、
まだ、もりもり食べた。
やっぱり、パンだよパン。パン、うめえ。
カンボジアで何が好きって、パンが好き。
でも、悲しいのは、卵料理が、心の底から不味い。
なんで?
卵で不味いって何?スクランブルエッグなのに?
塩が足りないなら、塩ふればいいし、ケチャップがほしければ、ケチャップかければいい。
それでも、隠しきれない不味さがある。何故?
何故まずい?この不味さの原因は、旅の折り返し地点・・明日判明する。
それまで内緒。
やっぱり、パイナップルだよパイナップル、うめえ。
パンと果物をひたすら食べた。
あ、お粥もあったし、ヨーグルトもあったし、ハムだとか、なんのかんのあって、全部味見したけど、パンとフルーツですね。
満腹には、満腹だが、おいしいものは、別腹。食べ続けていると、日本人学生らしき人達がちらほら見えはじめた。
撤収!!
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