カンボジアのコト

ゴミの山

ゴミの山!
私はプノンペンへ来たら、行きたい所ナンバー1です。
絶対に行きたい。
そんなに良い所かっていうと…全然。
前は、5分もいると、喉が焼けるように痛くて、息も苦しかった。
おまけに、一瞬で生ゴミの匂いが体や服に染み付く。
ホテルの仲良くなった人に、顔をしかめられ、
「あなた、どこ行った?」と聞かれるほど、臭くなる。
そんな所に、朝から晩まで生活している人もいるし、
ゴミの中からお金になりそうなものを1日探して歩く子どももいる。
そんな人達を見て、助けるわけでもなく、また優越感に浸るわけでもないが、
なんとなく、見て、
うむ。と1人納得する。
真面目な思いを言えば、
カンボジアの文化の歴史を感じるなら、アンコールワットなどの遺跡
政治の歴史を感じるなら、ポル・ポトの残した爪痕をたどる。
人の歴史を感じるなら、きっとゴミの山を見る。
私は、そう思っているのかもしれない。
いや・・・よく分からねえよ。
今、頭フル回転して、考えてるもん。
ただ、何かの真ん中ってものが、ここにある気がする。
そう感じるのは、私だけかもだけど。
ともかく魅力があるの、魅力が。
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