カンボジアのコト

日本語

どうやら、ガイドが日本語を話せないらしい。
………ガイドの意味ないじゃん…。
向こうの班の懇願があって(?)班合流。
色々回っているうちに…。
姉さんがキレた。
「あんたねぇ!!こっちは『日本語のガイド』に金払ってんのよ!!日本語話しなさい!!」
姉さんもっともです。
他にガイドがいないか??という質問にたいして、
(本人にド直球の質問をしました←人でなし)
プノンペンのガイドは、皆この程度らしい。
というか、彼は日本人の人と一緒に生活し、プノンペンで日本語の授業をしてたので、
普通の人より、日本語ができるらしい。
この程度この程度というが、どのくらいかというと…。

日本語   :いただきます。
日本語ガイド:いただきまっっ。

日本語   :宗教
日本語ガイド:しゅーちょう。

単語でこれだけなのですから、文章になると……。
っていうか…日本語の先生していいのかよ!!
これが日本語だなんて私は認めない!!

誰かが入れ替わり立ち代り質問し、日本語ガイドの通訳に入る。
質問形式で、話を進めていくのだ。
たとえば、ガイドが、
「かんぼでぃあのしゅーちょうはぶーきょでっ。」といえば、
その時気力のある人間が、
「カンボジアの首相??」
と聞く。するとガイドは、
「しゅーしょうは何ですか?」
「偉い人。」
「違います。しゅーちょう。」
という具合で会話を進めていくのです。
会話進まねぇ…。
(※カンボジアの宗教は仏教です。と言いたいらしい)
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