カンボジアのコト

花火

トゥクトゥクに乗って、フランス系のお店へ行き、夕飯を食べました。
お店は窓が、日本でいう雨戸のようになっていて、見えません。
壁にはたくさんの絵画があり、お酒を飲みながら、ビリヤードを楽しむ人たちもいました。
私達は、静かなカウンターのある部屋の大きな机に座ってご飯を食べていました。
すると、パンパンパンと大きな音がしました。
「花火?花火?」と喜んで、ベランダへ出ようとしました。
その様子が慌てたように見えたのか、
係りの人が、
「大丈夫です。落ち着いてください。花火です。大丈夫です。」
と英語で話してくれました。
パンパンという音=花火という頭しか無い私。
大丈夫ではない事って何だろうか…。
先生が一言
「ここ外国。」
そうか…。拳銃の発砲音か…。
そんなこんなで夕食をすませ、外に出ると、
待ってるはずのトゥクトゥクがいません。
特に、拳銃を持った人だっているんだ…という感覚になってしまった今、
真っ暗な中はとても怖いデス。
どーこいったーーー!!
「待ってろって言って待ってることは珍しいわよ。まぁ、まだお金払ってないんだし、いいんじゃない?」
と先生。
見つけましたけどね…。近くで遊んでました。
カンボジアにいると、感情が豊かになります。
私は特に言葉が通じないので、どうしても大きな表現になってしまうのです。
あぁ後、肩こりが治りました。日本に帰ったら、元に戻りましたけど(笑)
< 39 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop