カンボジアのコト

値切る

時々ふと冷静になって考えることがある。
カンボジアのマーケットで、1ドル2ドルを10分20分かけて必死で値切る。
最後は、セントの単位で値切っていくのだが、
その10分20分があれば、もっと時間を有効に使えるのではないかと…。
でも、なんだろう。低所得者の維持でしょうか…。
遥か彼方から組み込まれているオバサン遺伝子の性でしょうか…。
どうしても負けられないんです。
3ドルの商品を日本人だからって、外国人だからって、
5ドルで売る人に負けられないんです。
たとえ1時間の自由時間を与えられているのに、お店を2、3軒しか
まわれないとしても…。
そして、何軒が値切りはじめて、気づきました。
汗だくになり、値切り終わった後、なんともいえない、充実感が残るのです。
後、忘れてはならないことがあります。
「これ、プレゼントなの!!」
この一言大切なのです。
何故って?
1ドルで売っている竹で編んだ籠に無料で入れてくれる場合があるから。
疑問に残るのは、物売りのオバちゃんたちは、計算できてるのでしょうか…。
そして、半額近く値切った後でも、元が取れているのでしょうか…。
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