カンボジアのコト

マーケット

さてさてさてさて。自由行動デス。
マーケットに行くんです。
マーケットです。
………くさっ(←またかょ)
マーケットが臭い。暑い。
子ども達がダンボールを持って寄ってくる。
仰いでくれるのだが…生暖かい風が吹いてくる。
仰いでやるから金をくれ!ということである。
「いらない!!」
暑いし、臭いしで、眉間にしわがよる。
語気もあらくなる。
それでも子どもたちは群れてくる。
仰いで仰いで金をくれるまで仰いで。
根気勝負である。
「いらんヾ(。`Д´。)ノ」←日本語。
子ども達が、こいつは金がねぇ…。と判断して去っていった。
お店の人が笑って、団扇で仰いでくれた。
竹で編んだ団扇。
作りは雑だけと、なかなか面白い。
今度はお店の人相手に、値切る。値切る値切る。
お店の人と電卓勝負。
「にゃむにゃむ。」
と食べる仕草をする。
お店の人が何を言っているか、分からないけど、
「そんだけ値切ると、ご飯が食べられない」という意味なのだろう。
< 38 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop