カンボジアのコト

早朝

「んー。」という返事をしながら眠りについた私。
翌朝、ドンドンドンとドアを叩く音で起こされました。
「え!?何何!?」
飛び起きたのは、かんこちゃん。
その後も鳴り止まないドアを叩く音で
眉間に皺を寄せ、時間を見た私。
朝5時…。
知るか!と二度寝しようと寝返りをうったものの。
「先輩怖いよぉ!!」
と寝かせてくれない、かんこちゃん。
仕方なく起きて除き穴から見ると、そこにいるのは、かんこちゃんの彼氏。
かんこちゃんの彼氏も、今回の旅に一緒に参加しています。
そして、彼氏であることも、昨日の夜告白されました。
告白されんでも、見たらわかるけどね。
いつも、ペターッってくっついてるから。
で、その彼氏コウちゃんこと、緑川浩一。
「何事!?」
とドアをあけると、
「お前らいつまで寝とんのじゃ!!もぅ朝7時ぞ!!」
となだれ込んできた。
「はぁ!?」と返事する、
かんこちゃんと、私。
「それ日本時間でしょ…。」
アホらし…。寝るか。と思ってベッドにもぐるが、こうちゃんは部屋に帰る気がないみたいで、かんこちゃんのベッドに腰掛けた。
帰らんのかい…。まぁえっか…。と、ぉぃらは寝に入り、かんこちゃんと彼氏はお話をしていた。
すると、かんこちゃんが泣き出した。
「コウちゃんヒドィ…。」
と本格的に泣いている。
今…泣くような話ししてたか…!?
私の意識が飛んでたのか!?
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