Poison・Crusher!!


吏貴side.


教室を出たあと
屋上に登った


涼しい風が頬を撫でた


「って…」


口元の傷が痛む

赤く染まった袖を見て
再びため息を吐いた


「アイツ、そろそろやべぇだろうな…」


あのとき
俺が止めに入らなかったら






あいつ…






ぜってぇ黒川殺ってたな




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