お嬢っ!!
ふぅ〜
満足満足〜
朝食を食べ終わり、須崎さんがだしてくれた紅茶のカップに口につけていた。
「お嬢様。デザートはいかがですか?」
目の前には、美味しそうケーキ……ではなくて美味しそうなまんじゅうがあった。
うわぁっ
ヤバいうまそ〜!
「ん?」
美味しそうなまんじゅうを見て少し違和感が……
これどっかで見たような…
「…あっ!」
これはもしやっ!
私の反応を見て、須崎さんは微笑んだ。
「はい。先日、お嬢様がテレビを見てあまりにも食べたそうな顔をしていらっしゃったので、取り寄せました。」
そうそう!
この前テレビてやってた番組で特集されてたまんじゅうだ!
食べたかったんだよね〜
ナイスッ!
さすが須崎さん!
やはり出来る男は違うな〜
須崎さんに感動しながら、目の前のまんじゅうを取り口に運ぶ。
はむっ
ムシャムシャ
「〜〜〜っ!!!!」
なんと!
もう感動もんだよっ
イッツ デリーシャスっ!!
私の周りには可愛らしい天使ちゃんがふわふわと跳んでるよ。
「よかったですね。」
跳び跳ねて喜ぶ私を見て、クスクスと須崎さんは笑っていた。