愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜
「暑気払い、今日だっけ?」


「そうですよ?」


「そっかあ、面倒臭いなあ……」


「そうですか? 俺は冷たいビールを飲むのが、今から楽しみですけどね」


ニコニコしている神林君とは対照的に、私は憂鬱な気分になっていた。


それは飲み会の度に、あの男が……


あ。でも悪い事ばかりでもないか?

だって、この神林君と今の関係になれたのは、前回の飲み会のおかげだから。


「主任、こっそり途中で抜け出しましょうね?」


「ええ、そうしたいわね……」


何事もなくそう出来ればいいんだけど……


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