ツタエタイ



「書類に必要な資料知らないか?」



確かにデスクトップに入ってたんだが…。







「消えちゃいましたか?」




「なのか?」




「河本さんのPCにもはいってたじゃないですか?」





そういえば。




「河本〜?」



あまり俺とは話してくれない奴。




「居ね〜のか…いいや、資料のデータだけコピーしちゃうから……」




PCを立ち上げ少し待つ。




♪♪〜♪♪♪〜♪〜♪



誰だ?知らない番号だ。







「もしもし…はいっ矢崎葉月ですが?」




あっ、たちあが……。




PCの画面いっぱいに月の顔が…なんで?





「ワタクシ○○救急病院の者ですが、マツザキユエさんご存知ですか?」



知ってると答だが、救急病院?何で?




そんな思いと裏腹に病院関係者と名乗る女性は言い馴れていたのか言葉を耳元で言った。



「先程救急車で運ばれて着まして大変危険な常態です。至急“バサバサバサバサッ”」




後ろから物音がして振り替えると








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