ツタエタイ
「身内が居なかった月ちゃんを引き取ろうとしたんだけど、体裁が悪いからって両親とか親戚が大反対で孤児院にって思ったんだけど…やっぱり僕には出来なくてね隠しちゃった♪立花家では皆孤児院に入ったと思ってるしもぅ関係ないとも思ってるだろう…」
何でそこまでして私を守るの?
「不思議でしょ?」
頷く
「償いなんて簡単な物じゃない…やっとこうして面と向かって喋れたし会えたんだ。星加さんを今でも愛しててね…だから月ちゃんを手離したくなかったんだ。星加さんの一番大事な人だから」
照れながら話す目の前の父親は正直言ってバカだった。
それも相当な恋人バカ
「先生、そろそろ戻らねば…」
「そうか…矢崎、くれぐれも月ちゃんなかせんなよ?」
「そんなヘマしません」
「むかつく。月ちゃん、もし矢崎に何か飽きたら選り取りみどりだ「要らない。死ぬまで葉月と一緒だから」
真っ直ぐな瞳は母譲りか…。
「あのっ……会えてよかったです」
最高の笑顔を見せた。