ツタエタイ



「月ちゃんに何かあったらアイツどうなるかな?」



私だけなら



「何ともならないよ」



睨み付けた



「その目堪らない♪じゃぁ、月ちゃんが大物政治家の隠し子でそのプロジェクトに関わってるのがパパと彼氏だとしたら?」




何で……




「月ちゃんとね結婚しようかなって…興信所で調べてもらったんだ。家族の事とか聴いたことなかったし」



それは言わなかっただけ。



「月ちゃんと寝た日から月ちゃんじゃないと駄目みたいでさ。月ちゃんもだよな?矢崎とは浮気だよな?ちょっとの浮気位許してあげるよ?だから安心して」









「アンタ頭大丈夫?」




言葉を選ばなかった私がいけなかった。




河本は怒りに任せ私を犯した。




「矢崎にお前のあられもない姿見せたらどうなるかな?」




嫌だ








嫌だ













いやだぁぁぁ……。



















♪♪〜♪♪♪♪〜♪♪〜



何度も鳴り響くケータイを薄ら記憶の中で聴いた。






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