素直に好きと言えなくて



キーンコーン…


4限目の終わりを告げる鐘がなる。

ノートをちゃんととっていたら
いつの間にかお昼になっていたようだ。


「ふあぁ…
なんだ、もう飯か?」


龍が眠そうに聞いてきた。

こいつまさか今まで寝てたのか。


「そうだよ。
あ、ノートは?」

「いる。」


私が聞くと即答で返ってきた。

龍が手を差し出してきたので、
ノートを渡す。

すると、彼はもう一度手を差し出してきた。


「ノートは渡したよ?」

「飯。つか弁当。」


お前の頭にはそれしかないか。


「・・・はい。」


「さんきゅ。」


私はつくってきたお弁当を
龍に渡した。
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