好き、好き、好き。

龍ちゃんの家と私の家は道を挟んで向かい合わせ。

親同士も仲が良くて私達は俗に言う幼馴染み。

楽しく喋りながら歩いてるとあっという間に家に着いた。

「龍ちゃん!明日…」

「明日?」

「学校一緒にいこ!」

「あぁ(笑)」

じゃあね、ばいばい。

たったそれだけなのに、二回の窓を開ければ逢えるのに離れるのがさびしい。

なんて思っちゃう。

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