ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
気配――もっとはっきり
言えば、人の声と、微かな物音。


(え――どうして――…)


電気もついてないのに。


閉ざされたドアの向こう
から聞こえてくるのは、
途切れ途切れの話し声と、
何かが軋む、鈍い音――。


「はっぁ……っんぁ……っ。

やっ、係長……もっとぉっ」


「係長じゃないだろ。
名前で呼べって」


「ああぁっ、拓巳……
拓巳ぃ……!」


そんな会話と、入り乱れる
息遣い。

そしてその合間に聞こえる
物音は――もう、わかり
きってる。

ベッドの、軋む音だ。


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