ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
そう話す課長の声は、何だか
普段の落ち着きがないように
聞こえた。

なんかまるで、トラブル
でもあって緊迫してるみたい。


(何よ、課長まで?)


ついそんなことを考えながら
『わかりました』と答え、
会話を終え電話を切る。


そして通路を挟んで隣に
座る奈々に、今の内容を伝えた。


「奈々。大竹課長、今日は
終日会議になったんだって。

だから4時からの
ミーティングは延期だって」


「あ、そうなの?」


「うん。なんかよくわかん
ないけど、そうらしい」


電話を指差して今の内線が
その連絡だったことを示すと、
奈々は怪訝な顔をして、


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